【ウォーム減速機の特徴6つ】
1.一段で大きく減速できる
2.低振動・低騒音
3.軸方向が豊富に選べる
4.出力軸が回転しないセルフロック効果が得られる
5.バックラッシが小さい
6.過負荷に強く、負荷変動が少ない
1.一段で大きく減速できる
平歯車では1/5に対して、ウォーム歯車は1/60を得られます。
2.低振動・低騒音
平歯車は線接触のため接触が途切れることにより、振動や騒音の発生があります。
ウォーム歯車は面接触のため歯面の歯接触が滑らかに伝えるため、低振動・低騒音です。
3.軸方向が豊富に選べる。
直交軸により、入力両軸・出力両軸の4方向に軸を出せます。
4.出力軸が回転しないセルフロック効果が得られる。
セルフロックは、入力軸から出力軸を回すことは出来ますが
逆に出力軸から入力軸を回そうとすると、ブレーキがかかったように回すことが出来ません。
5.バックラッシが小さい。
平歯車のバックラッシは約20~40分ありますが、ウォーム減速機の場合は6~10分程です。
又、小バックラッシの製作も容易出来ます。
6.過負荷に強く、負荷変動が少ない。
歯面モジュールが大きく、歯接触のため、負荷保持が大きいので負荷変動を少なく出来ます。