ホーム » HIRAI製品 » 選定手順
減速機の選定にぜひご活用ください。
1.減速比 I の決定
減速比 I = |
出力軸回転数N₂(rpm) |
|
入力軸回転数N₁(rpm) |
2.等価トルクの算定
- 等価トルクTe=負荷トルクTf × 荷重係数Sf × 頻度係数Sh
- * トルクT(N・m)= 荷重 W(N)× 作用半径 R(m)
-
- * 負荷トルクTf(N・m)
|
kW : 入力容量(kW)
E : 減速機効率(%)/100
N₂ : 出力軸回転数(rpm) |
- * 荷重係数Sfと頻度係数Sh
- 荷重の種類・時間・使用の頻度などの条件に応じて等価値を求めてください。
-
- 荷重係数 Sf
荷重の種類 |
均一荷重 |
普通の衝撃 |
激しい衝撃 |
連続時間 |
2時間まで |
0.80 |
1.00 |
1.25 |
8時間まで |
1.00 |
1.25 |
1.50 |
24時間まで |
1.25 |
1.50 |
1.75 |
起動停止が1時間に10回以上行なわれる場合 |
1.2 |
クラッチ・ブレーキ等による急激な起動停止の場合 |
1.5 |
内燃機関(エンジン)を使用される場合 |
1.2~1.5 |
3.減速機の仮選定
- 等価トルク Te ≦ 許容トルク Taとなる減速機を選定してください。
-
4.等価O.H.L.(オーバーハングロード)の算定
- O.H.L.とは、チェーン等による動力伝導時に軸を曲げるように働く荷重をいいます。
等価O.H.L. = |
Te × K ×(L + 0.57 × Ls) |
|
R × 1.07 × Ls |
|
Te : 等価トルク(N・m)
K : 伝導具による係数
R : 伝導具のピッチ円半径(m)
Ls : 標準軸の長さ(mm)
L : 軸元より荷重中心までの距離(mm)
|
伝導具 |
チェーン タイミングベルト |
ギヤー |
Vベルト |
平ベルト |
K |
1.00 |
1.25 |
1.50 |
2.50 |
- 【ご注意】
等価O.H.L. ≦ 許容O.H.L.となることを確認してください。
もし、等価O.H.L. ≧ 許容トルクとなってしまった場合は、Te(等価トルク)や
L(軸元より荷重中心までの距離)、R(伝導具のピッチ円半径)を変更または
選定出力を大きくしてください。
ご使用に関しまして、その他の係数や安全について考慮してください。
-
5.減速機の決定
copyright© 2017 HIRAI REDUCTION GEAR MFG.CO. All rights reserved.